ベトナム人イケメンはぽっちゃり好き?魅力の理由と最新トレンド
ベトナム大好きコラム #24
ベトナムでは細身イケメンほど「ぽっちゃり好き」?!その背景や肥満率の低さ、さらにはホーチミン在住ゲイのGMPD人気まで最新事情を紹介します。
ぽっちゃりって、かわいい
居酒屋トークの中で、ベトナム人の男友達に「どういう外見の子がタイプ?」と聞くと、「ぽっちゃりしてて、かわいい子」と答える人が多い気がします。しかも、そのように答える人に限って、細身のイケメンだったりします。細身のスタイルが美の基準とされがちな日本や韓国とは違い、ベトナムではぽっちゃり体型が魅力的とされることも少なくないようです。ふっくらした体型が「優しそう」「家庭的に見える」というイメージに繋がっているのかもしれません。
背景には肥満率の低さ?
実は、ベトナムはアジアの中でも肥満率がかなり低い国と言われています。2016年のデータでは、日本27.0%の肥満率に対して、ベトナム18.3%という結果になっています。そのため、ぽっちゃり=少数派で魅力的!という感覚があるのかもしれません。家族や親戚にスリムな人が多いからこそ、ちょっと肉付きがいい人の方が目を引くのでしょう。日本とは逆の「ないものねだり」現象なのかもしれませんね。
ホーチミン市のゲイには、GMPDが人気!
さらに、ホーチミン市に住むダナン出身のゲイの友人に聞いてみたところ、「最近、サイゴンでは中年のガチムチ体型が人気なのよ」とのこと。こちらもやはり、体の厚みが「包容力」として好まれているのかもしれません。さらには、「GMPD」というワードも教えてくれました。最初は、ベトナム語で説明を聞いていたのですが、いやいや、GMPDって日本語の「ガッチリ・むっちり・ぽっちゃり・デブ」の略語ですやん!とびっくりしてしました。国が違えば好みも違う。けれども、どこかに共通する「包み込まれるような安心感への憧れ」があるのかもしれませんね。

