ベトナム大好きコラム #10 「ベトナム語で吸玉(カッピング)って何て言う?」
ベトナムでよく見かける背中の丸い跡の正体は「吸玉(カッピング)」という民間療法で、ベトナム語では「Giác hơi(南部:ヤックホイ、北部:ザックホイ)」と呼ばれています。私も、以前から気になっていたので、実際に体験してみました。
施術中は、皮膚が強く引っ張られるような痛みがあり、特に脂肪が多い腹回りの部分はかなりの痛みを感じました。施術後しばらくは、背中に日焼け後のようなヒリヒリ感が残りましたが、不思議とその夜はぐっすり眠ることができました。現代医学では、カッピングによって毛穴が開き、血行が促進され、毒素の排出が期待できると言われていますが、一方で医学的根拠が不十分だとするネット上の意見もあります。それでも実際に体験してみると、私のように何らかの効果を感じて、虜になってしまう人がいるようです。
ベトナムでは、Googleマップで「Giác hơi」と検索すれば、施術が受けられる施設を簡単に見つけることができます。旅行の思い出や話のネタにもなるので、興味があれば一度体験してみてはいかがでしょうか。