ベトナム大好きコラム #5「ベトナムは年齢当てクイズの毎日」

日本では、初対面で年齢を聞くのは少し失礼に感じられることがありますが、ベトナムでは少し事情が異なります。というのも、ベトナム語では相手の年齢によって呼称が変わるため、人間関係を築いていく上で、年齢を知ることがとても重要だからです。たとえば、年上なら「Anh」「Chị」、年下なら「Em」のように呼び分けます。

そのため、気の合いそうな人や興味のある人に年齢を尋ねることのは、基本的には自然な行為で、失礼だとは思われません。とはいえ、年上の女性に「おいくつですか?」と直接的な質問を投げかけるのは、不快に感じられてしまうケースもあります。その場合は、「何年生まれですか?」などと間接的に年齢を尋ねることもあります。

私の経験上、「年齢を聞いても、大丈夫かな?」と考えすぎるより、自分から「私は1985年生まれです。どのようにお呼びすればいいですか?」と自発的に自己紹介をして、呼称を相手に委ねてしまうのが一番スムーズだと思います。会話のきっかけにもなりますし、お互いに距離を縮めやすくなりますよ。

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