ベトナム大好きコラム #1「ホーチミンとホーチミン市」
「ホーチミン」と聞くと、多くの日本人はベトナム最大の都市を思い浮かべます。しかし、もともと「ホーチミン」は人物の名前です。Hồ Chí Minhは、ベトナム独立運動の指導者であり、建国の父とも呼ばれています。このように、「ホーチミン」という言葉には、人物と都市の両方の意味が含まれており、文脈によって使い分けが必要です。
例えるなら、日本人にとっての伊藤博文や福沢諭吉といった歴史上の人物の名前に近い感覚です。「伊藤博文でどこ行った?」「福沢諭吉で何食べた?」という文には少し違和感がありますよね?